2016年 04月 25日
大麻はなぜ日本では禁止されるのか?(u_u) |
大麻取締法(所持)罪で逮捕・起訴された末期ガン患者の男性=東京地裁で公判中=の裁判が注目を集めている。同法は大麻の栽培や所持、医療目的の使用や研究などを全面禁止したものでGHQ占領下に強制的に施行されて来たものだ。
男性は「全ての医師から見放された中、大麻がガンに効果がある可能性を知り、治療のために自ら栽培し使用したところ、症状が劇的に改善した。憲法で保障された生存権の行使だ」と無罪を主張。欧州各国や米国の20州以上で解禁されている大麻の是非が争点になる可能性もある。司法はどう判断するのかー。
無罪を主張しているのは、神奈川県藤沢市の元レストラン料理長・山本正光さん(58)。山本氏は平成27年12月、大麻約200gを所持したとして警視庁に逮捕され、その後起訴された。
弁護士によると、山本氏は25年6月に肝臓ガンが見つかり、26年10月には余命半年〜1年と宣告を受ける。
「打つ手はない」とサジを投げられた中で、インターネットで大麻がガンの改善に有効な可能性があると知る。
厚労省や農水省、法務省などに「大麻を医療目的で使うにはどうしたらよいか」と相談したが、「日本では大麻自体や大麻由来の治療薬の使用は禁止されている」と説明された。製薬会社にも「私の体を医療用大麻の臨床試験に使ってほしい」と伝えたが、「日本国内での臨床試験は法律上、不可能だ」として断られた。
そのため大麻を自宅で栽培・使用したところ、痛みが和らぎ、食欲も戻り、抑鬱的だった気分も晴れた。また、腫瘍マーカーの数値が20分の1に減り、改善の兆候が現れたという。
「医療大麻を考える会」の前田代表は、大麻取締法は、医療目的で大麻を研究することすら禁じている。世界保健機関(WHO)は1997年から「大麻研究は明らかに必要」と言っている。また国際麻薬統制委員会(INCB)も、2009年に「大麻の医療的有効性を科学的に研究することを歓迎する」と言っている。しかし我が国の厚労省は「医療用大麻は有効性が実証されているわけではない上、最先端のガン治療が受けられる日本で、医療用大麻を合法化する必要性は低い。日本で規制を緩めれば、子供などが大麻を手に入れやすくなるなどのリスクが生じる」として規制緩和をするつもりがないことを表明している。
一方、国立がんセンターのがん予防研究部第一次予防研究室室長を務めた医師、福田一典氏(62)は、「大麻の医療効果に関する600以上の海外文献を検証したが、大麻がガンなどの難病に有効である可能性(ママ)は高い」と指摘。「大麻だけが絶対的に禁止されている現状は疑問だ。ガン治療の選択肢の一つとして検討されても良いのではないか」と話す。
とにかくこれが裁判という司法の枠内での判断なので、間違った法でも「法は法」ということならば、結論は決まっている。ただまあ、国民の生命を守ることを標榜する厚労省が、やってることはご覧の通りだ。
大麻がガン治療に有効であることは、当たり前。大麻はいわば園芸種のようなもので、戦前までは国が奨励して大規模栽培を行っていた。いわば「国草」だったのである。GHQが大麻を日本で禁止する前には、アメリカで禁止令を発布した。医療用大麻や衣服業界からの猛抗議の中で映像を使った大キャンペーンや何人もの関係者たちの不審死が起こる中で、それは成された。直接は戦争中にデュポン社やモンサント社などにより製造されたナイロンなど、化学繊維の大量在庫を捌くための化学繊維業界ひいては石油業界=ロックフェラー財団からの要請によるものと言われている。
日本の場合は、もちろん化学繊維を波及させることもあるが、何よりも日本人の霊性を落とし込むため、日本人を弱体化させるために、どうしても大麻の全面的禁止が必要だったのである。それは3S政策 ( スポーツ・スクリーン・セックス ) と同時に日本人の愚民化のために有無を言わさず行われてきたのである。
そのことは別に述べるとして、この大麻は日本でも解禁になるかもしれない。ただし遺伝子組み換え作物として、何の医療効果もない品種ならばということだ。それを推進するのが誰かー忘れないように見ていく必要があるだろう〜
by jj111iii2016
| 2016-04-25 08:49
| 日記・出来事