2016年 02月 11日
過少消費説 |
所得の不平等が経済の衰退を引き起こすことによって、貧しい者は消費に余裕がなく、豊かな者は所得の一部のみを消費に当てるだけの状態になり、市場は供給過剰に陥る。その結果、商品需要の不足が発生するため、豊かな者は貯蓄に励み、生産に再投資しない。この貯蓄の増加が経済的均衡を崩す結果を生み、生産縮小のサイクルが始まる。
(トマス・ロバート・マルサス 【1764-1834】)
by jj111iii2016
| 2016-02-11 22:15
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